麻雀では相手の捨て牌をもらって面子を作ることができます。
これを鳴く、食う、などと言い、できた面子を晒します。
晒された牌はもう動かせなくなります。
あまり鳴きすぎると捨て牌の選択肢がなくなりますので注意してください。
自分の手の中に同じ牌が2つあり、相手が同じ牌を捨てた時、ポンができます。
ポンをすると相手の牌を貰えます。
貰ってしまうと自分の手牌が14つ分になってしまうので自分の手の中から牌を1つ捨てます。
ポンは自分以外の3人の誰からでもできます。
ポンをした相手の牌を横にして晒します。
例)対面(トイメン、自分の向かい合わせ)からポンした場合
例)下家(シモチャ、自分の右手側)からポンした場合
上家(カミチャ、自分の左手側)が順子を作るのに必要な牌を捨てた時に、チーができます。
ポンと違い、チーできる相手は上家からのみなので注意してください。
上家からのみなので晒し方は一番左の牌を横にするしかありません。
例)
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ポンやチーを行うとツモの順番が変わります。
ポンやチーを行った人間の左側の人からツモが再開されます。
同じ牌4つを1つ分の刻子にまとめてしまうをカンといいます。
カンをするとリンシャン牌(ドラ表示牌の横の4つの牌)から1つツモります。
そしてカンドラをめくり、不要な牌を1つ捨てます。
カンにはアンカンとミンカンがあります。
自分の手の中の同じ牌が4つある時にカンができ、これをアンカンと呼びます。
アンカンをするとその牌を捨てることはできなくなりますが、暗刻と同じような扱いになります。
例)
ミンカンはアンカンと違い、暗刻と同じ扱いになりません。
ポンと同じような扱いになります。
ミンカンができるケースは2つあります。
自分の手の中に同じ牌が3つあり、同じ牌を相手が捨てた時にカンができます。
例)下家(右手側の人)から東をダイミンカン
例)対面(向かいの人)から1ピンをダイミンカン
ポンした後にツモなどで同じ牌が手の中にある時、カンができます。
あくまで自分の手の中にある場合で、相手の捨て牌で4つ目が出てもカンはできません。
また4つ目の牌をツモったからといってすぐにカンしなければならないわけでもありません。
4つ目の牌を捨ててしまっても構いませんし、すぐカンをせずに手の中で取っておいても構いません。
例)中を加カン